社員が100名を越えた今【拡大期編】

2026.08.14

いやいや大変ご無沙汰しております。約2年経ってますね。ただ前回書いた記事のことは昨日のことのように覚えていますので、年を取るのは怖いことですね
それでは、月4件から月30件へ。杉浦本店 拡大期編【入社編の続き】参ります

ちょうど今から10年前、私が入社した頃の葬儀社の営業って、ほぼ「互助会営業」一択だったんですよね。個人のお宅に伺って、葬儀費用を毎月積み立てていただく、あの互助会の営業です。それしかやってる会社を見たことがなかった。

でも私、前職が輸入車の営業マンだったので、法人や施設に営業を掛けるという発想が普通にあったんですよね。それで病院に営業に行き始めるんです。今でこそ葬儀社が病院に営業に行くのは当たり前になりつつありますけど、当時はそれをやってる業者、本当に数えるほどしかいませんでした。

それと同時に、ちょうどネットのポータル系の葬儀サービスが出来始めた頃でもあって。「小さなお葬式」さんにも自分から営業を掛けに行きました。この2つ、病院営業とポータル営業が噛み合って、少しずつ件数が増えていったんです。月4件が、じわじわと、本当にじわじわと増えていきました。

病院営業で、1つ思い出深いことがありました。 地元の病院に営業に行った時の話です
誰になんて声を掛けていいかわからず、勤務中の看護師さんに声をかけたんですよね。
ワタナベさんという方でした(出演許可とってません)
私:すみません。葬儀社のものでして営業に来たのですが、どうしたらいいでしょうか?
看護師ワタナベさん:今忙しいからちょっと待ってて!! 私:『はい!!!』

と声を掛けたのは14時で部屋に入るワタナベさんを見送りました。 
我ながら振り返ってみると、すごい邪魔くさいし、なんて無知で、とんだ迷惑野郎だなた思います。
25歳なので許してあげましょう笑

次にワタナベさんが部屋から出てきたのは19時でした。病院1階には誰もいなくなっており
ただただスーツの少年が1名立っている状況でした
ワタナベさん:あ!!!!忘れてた!!!ごめん!!明日16時に来れる??看護部長紹介するわ!!

まぁ忘れてたでしょうね。と思いながら、今でもですが、人を待つことに苦はなく正直後6時間立ってろと言われても普通に立って待ってられたと思います

そして翌日16時に約束の場所へ向かうと、とても暖かく迎えいれてくれました
ワタナベさんは約5時間待たせたという罪悪感もあってか、すごい良い葬儀屋さんと紹介してくれました。笑
なにも会話してませんけど~。なんて思いながらご挨拶
周りにいた看護師さんもただただ立っていた私をよく覚えてるらしく
『ずっと立ってたよね笑』『すごい姿勢よく前だけ見てたよね』と声を掛けていただき
それだけで提携するには充分な信頼につながっていたようで
あれよあれよという間に提携することになり、今でもその病院様でお困りの方がいる場合は、お手伝いさせていただいております
ワタナベさんは既に引退され、その時の看護部長も引退され、その時新しい方をご紹介いただきご縁とは不思議なもので御座います

///余談:今では、小さなお葬式さんはとても巨大な組織になっていて、我々の地元の葬儀社をM&Aして自社で葬儀を展開するようになったので、数はとてもすくなくなってしまいましたね

■ 印象に残っている採用の話

件数が増えてくると、当然人が足りなくなってきます。この頃の採用で、今でもよく覚えているのが、大手互助会系葬儀社で管理職までやっていた方が、うちに転職してきてくれたことです。

もう現場からは離れていたはずなんですけど、うちの噂を聞きつけて面接に来てくれたんですよね。待遇とスピード感に魅力を感じて、「もう一度勝負したい」と言ってくれて。

正直、最初は「え、なんでこんな優秀な人がうちに?スパイなんじゃないか?」って本気で疑ってました(そんなわけないのに、当時の自分は本当に驕っていたなと今では恥ずかしい限りです)。その方、今でもうちで大活躍してくれています。ありがたい話です。

神主が募集してくる話もあったりするのですが、社長業というのは楽しくて、ついつい自分の仕事を増やしてしまうんですよね。採用編を次は書こうかな

■ ホールを増やしていった話

自分が天才でも何でもないのは、さすがに自分が一番よくわかっていたので、競合他社の展開の仕方を、ひたすら真似していきました。ただし一つだけ工夫したのが、「競合がいないエリア」に絞って出店したこと。

今ではもう、競合がいないエリアなんてほとんど存在しないくらい葬儀社が増えてしまいましたけどね。当時はまだそれが通用しました。

北鎌倉に出店する時が一番印象に残っていまして、軽くご紹介します
内見に行くと、オーナーさんがいらっしゃいました。
オーナーさん:おぉ~ よろしくよろしく~ 借りてくれる?? 借りてよ~
なんて、葬儀社にはあまり聞かないセリフでした
立地としては駅徒歩10秒という立地 じゃあ借ります!!と威勢よく契約に繋がるんですけど
家賃少し値上げさせて★!!と御茶目にお願いしてくるんですよね
人柄が顔ににじみ出ていて、断れる感じはゼロ。全くのゼロ。
嫌な感じもゼロでしたので、すぐ承諾し契約に至りましたが
今思えば、家賃はとても大事で、いわゆる固定費 経営者が一番削らなければならないところかもしれませんが、そんなことを思わせないようにすっとお願いする力は見習わなければと後後思いました

その時のおじさん(オーナー様)は実は亡くなってしまったのですが、今でも大切な場所としてお借りさせていただいております

松田さ~ん登場してますよ~

■ 天狗だった自分が変わったきっかけ

前回書いた、取引先のハイヤーさんに仕事を断られた話。あれ以来、「取引先には無理をさせない」ということをずっと意識するようになりました。

それでも、と言いますか。ずっとお付き合いしていたお花屋さんがいたんですけど、うちが忙しくなりすぎてしまって、現場の社員の方もかなり疲弊しているの感じていたので
「車の台数を増やすとか、社員増やすとか出来ませんか」と余計なことというか、お客様の迷惑になりかねないのでお願いしたら、「うちはもう無理です」と断られてしまったことがあって。

こういう形で取引先が変わっていくこともあるんだな、と痛感しました。すごくよくしてもらっていましたし、正直、人としてもすごく好きな方が多かったので、残念だったなという気持ちは今もあります。今でもたまーーーーに連絡を取ったりしています。

天狗は、今も天狗のままなのかもしれません。ただ、いつまでも謙虚でいたいとは思っています。

■ 最後に
こんな感じであれよあれと大きくなっていきました。自分一人の力ではどうにもならないことばかりです
社員、取引先、かかわっていただいてる全てに方に感謝しています

500件になった今の話は、また今度書きます。社員採用編も検討中です

もし今この記事を読んでいて、転職を考えている方がいたら、ぜひ一度、面接に来てみてください。魅力的な会社である自信があります。

では、失礼します。 杉浦

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